オリジンドッグフードに変えると涙やけが目立たなくなるのか、フード選びで悩んでいる方は気になるところではないでしょうか。
結論からいうと、オリジンドッグフードを食べれば涙やけが改善すると断定することはできません。
犬の涙やけは、涙が増えることだけでなく、涙の排出経路やまぶた・被毛など複数の要因が関係しており、特定のフードへの変更で改善するという明確な科学的根拠も現時点では確立されていません。
一方で、実際の購入者レビューには、オリジンへ変更した後に目元の変化を感じたという声と、涙やけが変わらなかったという声の両方があります。
この記事では、口コミだけで効果を判断せず、オリジンドッグフードの原材料の特徴と犬の涙やけについて現在確認できる情報を分けながら解説します。
◆原材料にこだわったフードをまずはチェックしてみたい方はこちら
オリジンドッグフード全体の良い口コミ・悪い口コミやメリット・デメリットを先に確認したい方はこちらの記事も参考にしてください。
→ オリジンドッグフードの評判は?悪い口コミ・メリット・デメリットも解説!
オリジンドッグフードで涙やけは改善する?最初に結論
オリジンドッグフードには動物性原料を多く使用するなどの特徴がありますが、涙やけを治療するために作られたフードではありません。
獣医師による解説でも、「特定のフードへ変更すれば犬の流涙症や涙やけが治る」という明確な科学的根拠は確立されていないとされています。
一方で、フードを変更した時期と重なるように涙の量や涙やけが変化する犬が臨床上みられることもあるとされています。
ただし、その場合でも成長や季節、被毛、目元のケア、生活環境などが同時に変わっている可能性があります。
そのため、「オリジンへ変えたあとに目元がきれいになった」という経験と、「オリジンそのものに涙やけを改善する効果がある」という結論は分けて考える必要があります。
涙やけが気になる場合は、フードだけに原因を求めるのではなく、まず愛犬の目に治療が必要な異常がないかを確認することが大切です。
オリジンドッグフードと涙やけの口コミを確認
オリジンについて調べると、涙やけに関する購入者の口コミも見つかります。
ただし、口コミは一頭一頭の体験であり、同じ結果がすべての犬に起こるわけではありません。
オリジンに変えて目元の変化を感じた口コミ
楽天市場のオリジン パピーのレビューには、フードを変更したあとに涙やけの変化を感じたという購入者の投稿があります。
別のオリジン オリジナルのレビューにも、与え始めてから涙の量に変化を感じたという体験談が掲載されています。
さらに、オリジン パピーを利用した購入者から、食いつきや便の状態とあわせて涙やけについて良い印象を持ったという投稿も確認できます。
これらはフード選びの参考にはなりますが、個人の体験談であり、オリジンによる涙やけへの効果を証明するものではありません。
涙やけが変わらなかった・合わなかったという口コミもある
オリジンを食べたすべての犬で目元に良い変化がみられているわけではありません。
Yahoo!ショッピングのレビューには、オリジンを与えると涙やけが強く感じられたため、別のフードと組み合わせていたという飼い主の投稿があります。
オリジン パピーについても、「涙やけが止まらなかった」という購入者のレビューが確認できます。
このように、同じブランドでも愛犬によって感じ方や反応は異なります。
口コミだけで涙やけへの効果を判断できない理由
口コミで「変化した」という声があっても、その原因がフードだけだったのかを口コミから判断することはできません。
涙やけは成長や季節、目の周囲の被毛、涙の排出経路など複数の条件によって変化する可能性があります。
そのため、口コミは「こう感じた犬もいる」という参考情報として利用し、愛犬にも同じ結果が得られると考えないことが大切です。
そもそも犬の涙やけはなぜ起こる?
一般に涙やけと呼ばれているのは、目からあふれた涙によって目の周囲の被毛が濡れ、赤茶色から茶褐色に変色した状態です。
涙やけそのものを一つの病気として考えるのではなく、「なぜ涙が目からあふれているのか」を考える必要があります。
涙の量が増えている場合
目の表面に刺激や痛みがあると、反射的に涙の量が増えることがあります。
被毛やまつ毛が目に触れている場合、異物が入っている場合、角膜に問題がある場合などでも涙が増えることがあります。
このようなケースでは、フードよりも涙が増えている原因を確認することが優先されます。
涙を排出する経路に問題がある場合
通常、涙は目頭側の涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻へ排出されます。
この経路に異常があると、涙の量が正常でも目からあふれてしまうことがあります。
涙点や鼻涙管などの問題は、ドッグフードを変更するだけでは判断できません。
目の表面に涙を保持しにくい場合
涙を作る量や排出経路に大きな問題がなくても、目の表面に涙を適切に保持できないことで涙があふれる場合があります。
目頭周辺の被毛やまぶたの形、涙液を構成する油分などが関係するケースもあります。
食事との関係はまだ十分に分かっていない
食事内容を変えたあとに涙やけが変化したと感じる犬がいる一方で、食事と涙やけとの因果関係はまだ十分に解明されていません。
そのため、「フードが原因」「この食材を避ければ治る」と自己判断で決めつけないようにしましょう。
オリジンドッグフードの原材料から涙やけとの関係を検証
オリジンだから涙やけに効果があるとはいえませんが、どのような原材料を使用しているフードなのかを確認することは商品選びの判断材料になります。
ここでは代表的な「オリジン オリジナル」を中心に特徴を確認します。
動物性原料を多く使用している
オリジン オリジナルは、新鮮鶏肉、生七面鳥肉、鶏内臓、ニシン、メルルーサ、卵など複数の動物性原料を使用しています。
公式情報では、オリジン オリジナルの85%が未加工状態から算出した動物性原料とされています。
動物性原料を多く使っていることはオリジンの栄養設計上の特徴ですが、それ自体が涙やけへの効果を意味するものではありません。
鶏肉や魚など特定の食材が愛犬に合わない可能性もあるため、原材料一覧まで確認したうえで選ぶことが大切です。
グレインフリーでも涙やけ改善を意味するわけではない
オリジンは小麦、トウモロコシ、米などを使用しない設計を特徴としています。
しかし、穀物を使用していないことと涙やけが改善することは別の話です。
現時点では、「グレインフリーのフードに変更すれば涙やけが治る」という因果関係は確立されていません。
穀物に対して問題が確認されていない犬に、涙やけだけを理由として穀物を一律に避ける必要があるとはいえません。
原材料や添加物の内容を確認して選べる
オリジン オリジナルの原材料欄には肉や魚だけでなく、レンズ豆、ヒヨコ豆、エンドウ豆、野菜、果物など複数の原材料が記載されています。
そのため、以前の記事にあった「原材料がシンプル」という表現より、使用されている原材料を一覧で確認しながら愛犬との相性を判断できるフードと考える方が正確です。
特定の食材に食物アレルギーが疑われている場合は、グレインフリーかどうかだけではなく、肉や魚、豆類などを含めた原材料全体を確認する必要があります。
消化の健康を支える原材料も使用されている
現在のオリジン オリジナルでは、食物繊維やプレバイオティクス・プロバイオティクスなどを利用して消化の健康をサポートする設計が案内されています。
ただし、消化をサポートする栄養設計と涙やけへの改善効果を直接結びつけることはできません。
愛犬との相性を見る場合は、目元だけではなく便や食欲なども含めて確認すると判断しやすくなります。
オリジン パピーで涙やけが気になる場合は?
Search Consoleでも「オリジン パピー 涙やけ」という検索が発生していますが、パピー用だから涙やけに特別な効果が期待できるというものではありません。
オリジン パピーは子犬の成長を想定したフードで、公式情報では動物性原料を85%使用し、EPA・DHAなどを含む栄養設計が案内されています。
パピーでも涙やけへの効果を保証するものではない
購入者レビューには、オリジン パピーへの変更後に目元の変化を感じたという投稿があります。
一方で、オリジン パピーを与えても涙やけが止まらなかったという投稿もあります。
この違いからも、パピー用フードであることだけを理由に涙やけへの効果を期待するのは避けた方がよいでしょう。
子犬の涙やけは成長も関係する場合がある
子犬では、原因によっては成長に伴って流涙が軽減するケースもあるとされています。
そのため、フードを変更した時期と成長による変化が重なれば、フードによる変化のように見える可能性もあります。
一方で、強い充血や目をこする様子などがある場合は、「子犬だから」と長期間様子を見るのではなく、目の状態を確認してもらうことが重要です。
オリジンを涙やけが気になる犬に試すときのポイント
目の病気など治療が必要な原因が否定され、食事内容を見直す選択肢としてオリジンを試す場合は、涙やけだけに注目しないことがポイントです。
現在のフードと原材料を比較する
まずは現在食べているフードとオリジンの原材料を比較しましょう。
単に「オリジンへ変える」のではなく、肉や魚、穀物、豆類、脂質など何が変わるのかを把握しておくと、愛犬の様子を比較しやすくなります。
食物アレルギーについて獣医師から指導を受けている場合は、自己判断でフードを選ばず指示を優先してください。
急に切り替えず徐々に移行する
オリジン公式では、最初は新しいフード25%とこれまでのフード75%を混ぜ、10~14日程度かけて徐々に新しいフードの割合を増やす方法を案内しています。
愛犬の体調によって適した切り替え方は異なるため、便や食欲などを確認しながら進めてください。
涙やけだけでなく便・食欲なども確認する
フードが愛犬に合っているかを見る場合は、目元だけで判断しないことが大切です。
食欲、便の状態、嘔吐の有無、体重などもあわせて確認すると、食事変更後の変化を把握しやすくなります。
体調不良がみられた場合は、「涙やけのためだから」と無理に継続せず、必要に応じて獣医師へ相談してください。
写真や記録を残して比較する
目元の状態を確認したい場合は、同じような明るさや角度で定期的に写真を残しておく方法があります。
フードだけでなく、目元のケアや生活環境を変えた日も記録しておくと、「何を変更した時期に変化したのか」を整理しやすくなります。
ただし、異常がある状態で一定期間フードを試し続けることを優先する必要はありません。
◆注意点を理解したうえで、原材料を確認してオリジンを検討したい方はこちら
涙やけが気になるときにフード以外で確認したいこと
涙やけが気になる場合は、食事だけではなく目の周囲の状態や生活環境も確認しましょう。
目元を清潔に保つ
涙で目の周囲が濡れた状態が続く場合は、目元の状態をこまめに確認することが大切です。
持続性の涙やけでは、涙を拭くことや眼周囲を清潔に保つこと、被毛を管理することが日常的なケアになる場合があります。
強くこすったり目の中へ刺激のあるものを使用したりするのは避けましょう。
毛が目に触れていないか確認する
目の周囲の被毛が眼球表面へ触れることで刺激となり、涙が増える場合があります。
目元の毛が気になる場合は、無理に自宅で処置せず、状態に応じて獣医師やトリマーなどへ相談しましょう。
水を飲める環境を整える
愛犬がいつでも清潔な水を飲める環境を整えることは、日常の健康管理として大切です。
ただし、「水を多く飲めば涙やけが改善する」といった効果を期待して無理に飲水量を増やす必要はありません。
フードだけで改善しようとしない
涙やけには、まつ毛や被毛、涙点、鼻涙管、まぶたなど治療可能な原因が隠れている場合があります。
そのため、フードを次々に変更する前に、一度目の状態を確認することも重要な選択肢です。
涙やけで動物病院を受診した方がよいケース
普段からある軽い涙やけと、急に発生した目の異常は分けて考える必要があります。
特に、突然片方の目だけ涙が増えた場合、目を開けにくそうにしている場合、頻繁に目をこする場合、強い充血がある場合などは、できるだけ早く動物病院へ相談することが勧められています。
このような症状では、異物や角膜の傷、炎症などが関係している可能性があります。
また、慢性的な涙やけであっても、涙があふれる原因が分からない場合は、まぶたや涙点、鼻涙管などを確認してもらうことで原因が見つかることがあります。
目に異常が疑われる場合は、オリジンを含むドッグフードの変更だけで長期間様子を見ることは避けましょう。
オリジンドッグフードと涙やけについてよくある質問
ここでは、オリジンと涙やけについて特に疑問になりやすい点をまとめます。
オリジンに変えれば涙やけは治る?
オリジンへ変更すれば涙やけが治ると断定することはできません。
現時点では、特定のフードへの変更によって犬の涙やけが治るという明確な科学的根拠は確立されていません。
グレインフリーなら涙やけに良い?
グレインフリーであることだけを理由に、涙やけに良いとは判断できません。
オリジンは小麦やトウモロコシ、米などを使用しない設計ですが、それが涙やけへの改善効果を意味するものではありません。
オリジン パピーでも涙やけへの効果は同じ?
オリジン パピーも涙やけを治療する目的のフードではありません。
購入者レビューには目元について良い変化を感じた声と変化を感じなかった声の両方があるため、愛犬との相性を個別に判断する必要があります。
どれくらい食べさせれば涙やけの変化が分かる?
「何日食べれば判断できる」という一律の期間を決めることはできません。
涙やけはフード以外の要因でも変化するため、目元だけではなく体調全体を観察し、異常がある場合は期間を決めて継続するよりも獣医師への相談を優先してください。
涙やけがひどい場合はフードを変えればいい?
まずフードを変更するより、涙が増えている原因を確認することが重要です。
特に急な変化、片目だけの涙、痛そうな様子、強い充血などがある場合は、フード変更だけで対応せず動物病院へ相談してください。
オリジンドッグフードで涙やけ対策になる?まとめ
オリジンドッグフードは、動物性原料を多く使用し、小麦・トウモロコシ・米などを使用しない特徴を持つドッグフードです。
実際の購入者レビューには、オリジンへ切り替えたあとに涙やけや目元の変化を感じたという声があります。
一方で、涙やけが変わらなかった、あるいは気になったという口コミもあるため、すべての犬に同じ結果が期待できるわけではありません。
現在の獣医学では、特定のフードに変更すれば涙やけが治るという因果関係は確立されていません。
そのため、オリジンは涙やけを治すためのフードとしてではなく、原材料や栄養設計を確認したうえで愛犬に合う食事を検討するときの選択肢の一つとして考えるのが適切です。
また、急に涙が増えた、片目だけ症状がある、目を痛がる、強い充血があるといった場合は、フード選びよりも目の状態を確認してもらうことを優先しましょう。


